プロダクトデザイナー事務所:製品をつくる・よくある質問
プロダクトデザイナー事務所と協力して作品や製品をつくる上で、クライアント様にデザインの知識がなくても問題はありません。
デザイン事務所が、外観の品位向上に向けて成功を担保しますので、お気軽にご相談ください。
以下では、製品開発の手順について解説いたします。
~プロダクトデザイナー事務所と作品や製品の開発を進める~
プロダクトデザイナー事務所に依頼して作品や製品を開発する上で、デザイナーの実績や有名度以上に思想を把握することが大切です。TAKUMA YAMAZAKI DESIGNが、クオリティの高い製品をつくるにあたって意識していること、目指しているデザインに触れたいと思います。
【プロダクトデザイナー事務所】:精度の高い製品をつくるために
プロダクトデザインを依頼する場面において、
失敗のリスクを心配される方も多いかもしれません。
具体的な失敗例があるとすれば、デザインの提案内容を確認しながら進み、
その中でイメージしていたものに比べて、
納品された商品のクオリティが低いことではないかと想像します。
私の経験の中で、最も外観に影響が出ると感じるのは
外観指示図と生産対応です。
どんなに素晴らしいアイデアやイメージのスケッチ・CGが完成しても、
製造までの調整を疎かにしては、製品のクオリティは上がり難くなります。
これまで、量産の過程で何度も失敗をしてきました。
本当に、いくら想定しても不具合が発生するんですね。
大企業で、設計者や品質保証のチームが何十人という体制で管理しても、
起きてしまうことなのです。
できることは、
なるべく早期に課題を確認し、潰しておくことと、
問題が起き際には可及的速やかに対応できるように準備をしておくことです。
そのためには、
常に製造現場をイメージしながら、
外観指示図は可能な限り細く、緻密に作り込むことです。
生産よりかなり前の段階から、メンバーと具体的なレベル合わせができ、
足りてない箇所や難易度を認識しやすくなります。
また、早期段階から見積もりにもリアリティが生まれ、
事業計画とのズレが起こりにくくなります。
もう一つは生産対応です。
生産を進める過程で、不具合が起きた際に、素早く修正をすることです。
これは、
ボールをデザイナーのところで長時間止めないことで、
工場ライン側の確認に時間を多く与えるために必要です。
生産現場になるべく多くのリソースを割けるように意識することで、
製品のクオリティはグンと上がりやすくなります。
量産手前では、関係会社が複数になることが多いため、
スピード感がとても大事になるのです。
工場の方は、基本的に指示図に書いてある以上のことをする義務はありません。
( 同時に、指示図に書いてある以外のことをしたり、勝手に形状をいじったりすることも
基本的にはしてはいけません。
「良かれと思ってここの形状を勝手に変えておきました。」というのも、
責任所在が不明になってしまいますので、NGになります。)
相互に契約内容を理解した上で、交渉をしながら生産の準備を進めていきます。
生産スケジュールの中で、指示内容をどれだけ精度高く伝え、
試作の中でブラッシュアップしていけるかが大切です。
外観指示図と生産対応は、
失敗する確率を下げて、製品のクオリティを上げていくためのキーとなります。
金型等が発生する場合は、投資額も少なくないケースが多いので、
プロダクトデザインはとても責任ある業務内容になります。
【プロダクトデザイナー事務所】: 数年先のことを考えてデザインする
企業の製品をつくるということは、
歴史をつくっていくことでもあると考えています。
今作った製品は、数十年後に、過去の製品として、
会社の歴史を辿るための付箋のような役割も担います。
思想の宿っている製品は、振り返った時に
「製品ライフサイクル」の中で、導入期、成長期、成熟期、衰退期という流れが謳われていますが、登場感を出すためだけにトレンドを入れると、
目立ちはしても、前述した陳腐化の印象が強くなってしまうと考えています。
なぜなら、どの企業もトレンドを意識しているからです。
法人格・思想を貫きながら新しいことにチャレンジし、
成長したという歴史をつくりたいと考えています。
そのために、クライアント様の思想はもちろん、
デザイナー自身の思想も大切だと考えています。
また、製品の時間の経過による劣化や長年・大人数の使用などによって起こる変化に
対応することは大切です。エイジングが原因で製品へのクレームなどに
つながるケースがあるので、プロダクトデザイナーは使用する材質や塗料などの
物性を確認し、想定した上でプロダクトデザインを行うことが必要になるのです。
~プロダクトデザイナー事務所に依頼いただく際の契約とよくある質問~
プロダクトデザイナー事務所にプロダクトデザインをお願いする際には、どのような契約の形式・タイプが考えられるのでしょうか。
プロダクトデザイン業務について、弊社では、シンプルなプランをご用意しています。
【プロダクトデザイナー事務所】:契約方法について
弊社のプロダクトデザインに関する契約は、
最初に秘密保持契約などの基本的な契約を締結することから始まります。
(シークレットな情報がある場合は、相談段階からでも結ぶことができます。)
秘密保持契約の締結後に、それぞれの目的に応じてデザイン契約を締結します。
大きく分けると、月額契約・ロイヤリティ契約の2種類になります。
月額契約:
プロダクトの開発ステップ、あるいはプロジェクト全体での契約は
月額制の長期契約が適用可能です。
調査企画→コンセプト立案・アイデアスケッチ→設計・調達交渉→本デザイン
→試作対応→生産管理という全体の業務のフローに対して、
月額の支払いが基本になります。(モックアップ等の費用は別途クライアント側が負担します。)
製品にラインナップ展開があるようなケースなどは、
そのシリーズごとでの契約を締結することも可能です。
基本的なコンセプトをクライアントとプロダクトデザイナーが
お互いに共有しながら進めることができるので、開発を効率よく進められるのみならず、
シリーズとして全体的に強い統一感を図ることも可能です。
ロイヤリティ契約:
デザインした商品販売後、売り上げから毎月お支払いいただく契約です。
初期コストを抑えたい場合、月額の金額を下げてご対応することが可能です。
【プロダクトデザイナー事務所】:よくある質問
プロダクトデザイナー事務所にデザインを依頼する際には、
様々な質問が想定されます。こちらではよくある質問と回答についてご紹介します。
Q.プロダクトデザインに関連する簡単な相談をしても宜しいのでしょうか?
A.はい、些細なことであってもご相談ください。
機密情報もあるため、回答できる範囲内で可能な限りご相談には対応させていただきます。
Q.相談の際にも費用がかかるのでしょうか?
A.メールや電話などで回答することが可能な内容であれば、
費用は不要です。心配せずにご相談ください。
より具体的に進めていくことが必要になった場合には、
依頼内容や期間などの詳しい内容を伺った後に、
業務委託・開発委託をいただいた上で、内容や期間に応じた
費用負担をお願いすることになります。事前に見積もりを提示させていただき、
ご検討・ご承諾をいただいてからの費用負担となりますので、ご安心ください。
Q.これまでデザインした実績はどういったものがありますか?
A.守秘義務などによって、具体的に紹介することができないデザイン、
市場調査、有名企業の商品開発実績、
国内外の有名デザインアワード受賞実績などは多数あります。
手掛けたデザインや製品によってはクライアント様から一般公開の許可を得ているものもあり、
そうしたものはホームページ上で公開していますので、そちらの作品や実績をご覧ください。
Q.生産や納品まで依頼することは可能でしょうか?
A.メカ設計などの開発・手配が不要なものは生産・納品の代行も行っています。
試作、金型、成型、組立などは、関係会社・協力会社から依頼された内容に
適した設備や技術を保有している製造企業に発注します。
関係会社・協力会社とも機密保持契約や業務委託契約を結んでいます。
~ プロダクトデザインアトリエ ~ TAKUMA YAMAZAKI DESIGNのご相談・作品制作実績
プロダクトデザイナー・プロダクトデザイン事務所へご依頼の際は、
試作・修正などの期間も含め、余裕をもって設定すると、
相互の認識を確実にすり合わせることができ、着実に製品のクオリティを高めていくことにつながります。
まずは、どのような工程があり、どの期間があれば成立するのか、確認をしましょう。
国内外の有名アワードを受賞実績・TAKUMA YAMAZAKI DESIGNにぜひお気軽にお問い合わせください。
プロダクトデザインに関するコラム
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[ 会社名 ] TAKUMA YAMAZAKI DESIGN 合同会社
[ 運営統括責任者 ] 山崎 卓馬
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[ Mail ] takuma.yamazaki.design@gmail.com
[ URL ] https://www.takumayamazaki.com/
[ 定休日 ] 不定休